母の退職日でした。(と言っても病気が分かってからはずっと休職というかたちでお休みしていました)
看護師を経て、現在の職場でホームヘルパーとして働いた後、それからずっとケアマネとして20年以上勤務していた職場も今日でさよならです。
夕方、職場の方々が家まで挨拶に来てくださって、花束等諸々受け取り、久々に喜びでいっぱいの母の笑顔が見れました。
写真を撮ったけれど、本当に良い笑顔している。
きっと本当は、この日を職場で迎えられたら良かったのかもしれない・・けれど仕方ないよね。
あたたかい職場の皆さんがこうやって会いにきてくれただけでも幸せだったと思います。
写真に写る、笑顔で優しい、そして痩せ細った母の姿がなんとも愛おしく、その姿を抱きしめるように眺めることしか出来ず、何も出来ない自分がただただ不甲斐なく涙が溢れてしまいます。
夜に母と、これからのことを色々話して・・
例えばこの先、父が病気になったり、倒れたり、認知症になった場合どうしたら良いかなど、父はどんな場合でも地元を離れるのは難しい人だから、こういう選択肢が良いのではないか…など、これまでの母の仕事を垣間見るかのように、後で色々と困ったことにならないよう出来る限りのことを私に伝えてくれました。
次実家に来るのは夏になるでしょう。
母の笑顔が見れることを願うしかありません。
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