“美しく”“優しく“柔らかく”スイーツにせまる番組【ひと息つける自分の時間】

仕事や子育てに追われながらも

“ひと息つける自分の時間”を大切にしたい。

そんな大人の女性のために

“美しく” “優しく” “柔らかく”スイーツにせまる番組(*書籍より引用)

「グレーテルのかまど」の

“あの人が愛した、とっておきのスイーツレシピ”を読みました。

NHK 「グレーテルのかまど」制作チーム あの人が愛した、とっておきのスイーツレシピ

普段、あまりテレビは見ないのですが、グレーテルのかまどは、子供たちがEテレを見ている合間にチラリ見ます。

お気に入りのエピソードは“指輪のケーキ”ことロバと王女の「ケーク・ダムール」の回。

フランスでは、プロポーズの際、指輪をケーキに忍ばせて愛を確かめる方法があるそうです。

大女優カトリーヌ・ドヌーヴが主演、ジャック・ドゥミ監督とミシェル・ルグランの黄金コンビでお送りする「ロバと王女」(1970)

もともとは、「シンデレラ」や「赤ずきん」で知られる童話作家のシャルル・ペローの「ロバの皮」という古い民話が原作です。

「ローラ」(1960)で“ヌーヴェル・ヴァーグの真珠”とも言われる瑞々しく美しい映画を撮ったジャック・ドゥミ監督は、幼少期、白雪姫が大好きな少年だったそうです。

御伽話のようなこの作品は、ジャック・ドゥミ監督が撮るべくして撮った映画なのではとも思えます。

映画は、ドヌーヴが指輪を忍ばせて作ったケーキによって、最後は見事愛を成熟させるというストーリーを楽しむことができます。(個人的には、デルフィーヌ・セイリグが「去年マリエンバートで」の退廃的さとは打って変わって、とてもシュールで可愛いらしい妖精役だったことに驚いた。)

話はそれましたが(映画ネタはつい話が脱線してしまう)

普通のレシピ本と違って、お菓子一つ一つにストーリーが描かれていて、紹介されているお菓子にまつわるエピソードや歴史を盛り込んだとても興味深い内容の本でした。

「”ローマの休日”のジェラート」や、

「ナポレオンのクレープ」、

「宮沢賢治のアイスクリーム」や

「坂本龍馬のカステラ」など、

偉人や文豪たちが愛したとっておきのスイーツレシピが綴られています。

スイーツにも歴史ありです。

中でも、「小津安二郎のショートケーキ」では昭和20年代半ば、当時のショートケーキは現在の価値では1万円近くになる高級品とあり、驚きました。

今では家庭で手軽に作れるようになったショートケーキ。

意外にも日本発祥のケーキなんですね。

ルーツは欧米にあり、そこから日本人の口に合うようにアレンジされたという、今ではケーキといえば、ショートケーキというくらい王道のスイーツとして国内に浸透しているようにも思います。

疲れた時に手軽に癒し効果が得られるスイーツ。

自分の好きなものを食べるとやっぱり気持ちも元気になる気がします。

去年はあまりお菓子作りに時間を割けなかったけれど、今年はまたヘクセンハウスに挑戦!(できるかな?)

1年前くらいに子供たちと作ったヘクセンハウスwithビー玉三兄弟(ビータ、ビー助、ビーゴロー)我が家のピタゴラ三兄弟ご登場いただきました。

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