マイホームができるまで⑥【上棟確認でのチェックポイント】

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2月から施工を開始し、約2ヶ月。

だいたい、トータル施工期間のちょうど中間地点になります。

この時期に行うことを記録してみたいと思います。

この頃になると、家の枠組みが完成した状態になります。(↓こんな感じ)

最近は、「上棟式」(建築作業の一区切りとして、骨組みが出来、大まかな家の工事が完了したことをお祝いする儀式)を

行わない場合もあるようで(地域性などもあるかもしれませんが)

我が家がお願いしたハウスメーカーさんでも「上棟式」ではなく「上棟確認」というかたちで、これから進める工事の進捗を擦り合わせることだけしました。

上棟確認の主なチェックポイント

上棟確認にあたり、施主、ハウスメーカーの営業担当さん、インテリアコーディネーターさん、現場監督、配線の電気業者さんで行いました。

⚫︎配線関係(コンセントの位置・数)

⚫︎照明のつけ位置の確認

⚫︎タオルハンガーなどをつける位置

コンセントの数を増やす、減らすなど、何かを追加して行う場合、この上棟確認が最終的なデッドラインで、これ以降の変更は基本できません。

しくじった点

キッチンの背面に設置する予定のカップボードは(↑コレ)

選んだキッチンメーカー(トクラス )ではなく、別途購入する予定にしたのですが(ちなみにIKEAのメトードです。)

ここで事件発生。

IKEAのカップボード(に限らずかもしれませんが)は、壁固定をしなければならない為、壁の内側にある間柱に下地補強を行う必要があったのです。

この下地作業の必要性をハウスメーカーさんに早めに伝えていなければならなかったのですが

これに、気づいたのが上棟確認の3日前。

ハウスメーカーさん経由で連絡をしたところ、現場監督から「大至急、カップボードの図面を送って欲しい。」と言われてしまい、慌てて連絡。

IKEAのカップボードについてはまた別途記事にしてみたいと思いますが

カップボードなど、現場の作業工程に関わる個人の支給品は、必要事項をハウスメーカーさんを通して事前に確認して、いつまでに伝えなければならないのか把握しておかなければなりませんね。(当たり前か。)

上棟確認までに準備しておくと良いこと

⚫︎照明や、タオルハンガーなど、どれを使用するか具体的に決めておく→現場でつけ位置や、長さのバランスを見たり、場合によっては合わないからやっぱり変更しよう…となる場合も。

⚫︎家具の位置をだいたい決めていく→図面に配置を書き込むなりして、現場立ち合いで家具の置き場、コンセントの位置や、数は問題ないか、すり合わせチェック。

⚫︎キッチンのカップボードなど、大型の支給品がある場合は、施工時期や搬入時期、どのような商品を取り付けるか購入先と詳細をフィックスしておく。→ここである程度決まっていないと、炊飯器やオーブンに使うコンセントの位置がバランスよく配置できない、上記のしくじり体験のように、上棟後だと、下地を入れられなくて、最悪、思い描いていたカップボードが搬入できなかったかも?など、トラブルに繋がる恐れもあり。

当日、変更した点

⚫︎コンセントの数→2箇所追加

⚫︎照明の数→スイッチを1個追加

⚫︎トイレの照明位置→高めに設置し直す

紙面上でどんなに「よし!これでOK」と決めても、実際の空間に入ると

「やっぱりここ、もう1個コンセントの数追加した方が良いな…」とか

「あ、照明位置、このままだとパパの頭にぶつかるよね?もう少し高くしようか」

など、現場でしか気付けないことも結構ありました。

図面で見るのと、立体で見るのはやはり違います。

地縄マジックにご注意?

因みに、地鎮祭の時、ハウスメーカーの営業さんもおっしゃってましたが

更地に地縄をかけた状態(建てる土地に縄を張る)だと、

ほぼほぼ、99%のお客様が「土地、思ったより狭くない…?大丈夫?」と心配されるそうです。

私もそうでした。「えっ、、確かに広い土地は選んでないけど、いくらなんでも狭すぎない?」と地縄マジックにかかりました。

どうしても、平面と立体の捉え方が違う為、錯覚をおこしてしまうようです。

しかし、この上棟確認に入る頃には、建物が立体的になる頃なので、地縄マジックは無事解消されますので、ご安心ください。笑

ここで上棟金が発生します。

忘れてはいけないお金のこと。

注文住宅を建てる際、支払いのタイミングがいくつかあります。

まず、土地を締結する際の手付金(こちらは、基本現金で用意するのが鉄則とされています。売買価格の5%〜10%)

そして契約金(請負工事を結ぶハウスメーカーに支払うお金。住宅価格の10%くらい。

次に着工金(施工開始時に支払うお金。住宅価格の約30%くらい)

そして上棟金(今回はここです。中間金とも言われています。住宅価格の約30%くらい)

最後に最終金(工事終了後に引き渡しの際に支払うお金。住宅価格の約30%くらい)

これは、家作りにおいて一般的な流れとなっていますが、正直家を建てることでもしなければ、私は知りませんでした。

大きいお金が動くだけで、私はドキドキしてしまいました。

マイホームは今後のライフプランがより明確になる

備えあれば憂いなしではありませんが、私も、最初はこのまま賃貸にするか、購入するか、迷うところではありました。

長期的に見てコスパが良い選択の方が良いですし、マンションの高騰具合を見ていると、賃貸、戸建ても決してこの先安くなるという状況でもないように感じます。

住宅購入がきっかけで、現在の家庭の内部を洗い出せたのは、夫婦でライフプランの情報共有するためにも良かったと思います。

夫婦共に歳を取り、子供も成長していく中で、トータル的に住宅にかかる費用や、教育費など、今後の収支シュミレーションもより明確になりました。

色々調べることは、少し面倒ですし、腰が思い作業ですが、

情報収集をした分、自分にとって必要な選択がはっきりとしていきましたし、

前もって情報収集をしたおかげで、家作りに関する不明点が解消され、どんな選択がベストか確信が持てるようになりました。

少しずつ積み重ねた住宅知識の蓄積があったからこそタイミングを見逃さず購入に踏み切ることが出来たのだと思います。

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