夏休み中のお出かけ記録です。
また行きたいレベルで良かった場所です。
夫が最近、ミクロな世界に興味を示す長男に
マイクロスコープをプレゼントしてから、
顕微鏡で何かを観察することが
増えてきたので、行ってみることに。
立派すぎるクリーンでスマートなオフィスに
場違い感が否めない子連れ主婦。
最初はなんだか、アテンドして頂くのが申し訳ない気持ちになってしまいましたが、
しかし。瞬く間に、プロが顕微鏡の世界に引き込んでくれたおかげで
親子共々何にも代え難い、貴重な時間を過ごすことができました。
「わあ!これは、何?!」
「こっちはどうなってるのかな?」
「おおー!!!すごい!!」と次から次へと
好奇心いっぱいで顕微鏡に感嘆しまくりの息子。
ベテランの社員さんが幼児の興味をそそるよう
関心を促して頂いたおかげで子どもたちも大満足の様子でした。
わざわざ葉や花などの観察物を事前に用意して下さって、
顕微鏡で葉の葉緑体を観察したり
星の砂や昆虫、マイクロプロセッサ、
花の中にいる肉眼では見えない
小さな虫たちのミクロな世界を覗いてみたり
ここでしか体験できない事が沢山でき、
凄く充実した時間になりました。
顕微鏡の他にもカメラや内視鏡、
普段触る事がないであろう手術器具を
実際に使用できる体験スペースがあったり
(掴むのはポリープではなく可愛いぬいぐるみなどでした)
気づいたら1時間半。
長々と居座ってしまい恐縮でした。
しかし、1つ1つの顕微鏡を見ながら
100年という歴史の中で技術が受け継がれてきたことを
ひしひしと感じる会社でした。
興奮覚めやらぬ長男は
帰宅するなり、
「パパ、オリンパスミュージアムに顕微鏡見に行こう!」と
夫を誘っていました。
母によるトリッキーな体験記録ノート。
息子が色塗りしてくれました。
外出先は、長男が行きたい場所を優先しがちですが、
2歳次男もわりと好みが似ているのか
自分なりに楽しんでいるようです。
こんな風に私が同伴しながら色んな場所に訪れることも
大人になると減ってくるんだろうな。
今は、子どもたちが夢中になっていることを
大切にしてあげたいと思います。
熱中しているものに対して、親としてできることは、
それに付随する場所に連れて行ってあげたり、
これが好きならこんなのもありますよ〜と提案してあげるというか、
好きなものに対して色んな角度から刺激を与えてあげるのみです。
今は、感覚的にキャッチして楽しむキャパが多い時期なので
熱中体験を通してとことん集中したり
考える力を養っていく土台を作れたら良いなと思います。
長男は、実験遊びから派生した科学的なものや
身の回りに起こる「なぜ?」に対して
追求せずにはいられないらしく、
できれば、この芽を摘まないようにしてあげたいです。
とりあえずそれに関する多くのものに触れさせてみる。
工作したり模倣して実験してみる。
好きなものや、興味のある対象が
これから変わる可能性だって大いにあるけれど、
今種を蒔いておけば、
もしこの先自分に必要があるものとして
アンテナに引っかかるものがあれば、
自らの記憶を頼りに掴みに行ってくれるかな。
その時に今の記憶を自分のために使えるように、
経験の断片を色んな場所に残せられたらいいなと思います。
机の上で学ぶことと、
実体験を通して学んだことが交差するとき、
科学にしても数学にしても
もっとその分野の学習が楽しくなると思います。
これから成長にともない、様々な学びがある中で、
意欲や関心の核となるような、
何かを学ぶにあたっての動機付けになる体験を
できる限りさせてあげたいなと思います。
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