ファッションデザイナー職を離れた現在の心境【苦手意識への対峙】

先日、久しぶりの1人時間にブラブラとショーウィンドウを見ながら、この時期ならではの「春色冬素材」な洋服を眺めていました。

季節的にはまだ寒くニットなど暖かみのある素材が重宝しますが、気持ち的には麗らかな春へと意識が向いている時期で、ライトなカラーを取り入れたり、エアリーな素材を組み合わせたり、仕事をしていた時期のことを振り返り懐かしく思い出していました。

自分は、ファッションデザイナーだったけれど、デザイナーという職業への苦手意識のようなものが拭えないまま、産休に入り、いったん社会から離れた感じです。

苦手だと感じる理由は色々ありすぎるのでとりあえず割愛しますが、長年対峙しながら気持ちを整理している状態です。

現場を離れてみて気づいたことは、ファッションと程よい距離感が生まれ、今、ファッションの好きな部分だけを見て日常に取り入れられているので、それが本当は一番心地良いんだなと感じるこの頃です。

デザイナー復帰を目論みながらも、いや、やっぱり自分には出来ないんじゃないか、いやしかし、もう出来る出来ないではなく、贅沢言わず、サラリーマンシップに則ってやるしかないんじゃないか…と思ったり。

自分の目指していたところに到達すると、思っていた景色ではなく、別の景色が見え始め、また新たな苦悩が始まる(めちゃくちゃ暗い表現。笑)

仕事だけではなく、人生の色んな場面で起こり得ると思いますが、良い部分も嫌な部分もひっくるめて、それがベストだと言えたら良いのですが。

人生って複雑。ニットの編み地のようだわ(笑)私の糸はもう絡まりすぎてなかなか解けません。

けれど、自分にとってできるだけプラスになる選択ができたら良いなと思います。

転んでもただでは起きないぞ(笑)

デザインMAPもどき。春色?というか、カフェオレカラーになっちゃった^^;

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