作り方を作る【study”勉強”の語源はstudious”熱中”佐藤雅彦さんのインタビューに学ぶ】

「作り方から作ればおのずとできたものは新しくなる。」

先日、ピタゴラスイッチの監修などでお馴染みの

佐藤雅彦さんが過去に紫綬褒章を受章した時のインタビューを

ふら〜っと見ていました。

大学ではどんなことを教えているかのような話の中に

新しいものを作る時、マニュアルを教わって作るやり方もあるが、

そうではなく、作り方を作る。

そうすればおのずと出来たものも新しいということを、

表現する人たちだけではなく、

新しい製品や事業を作る人にもそう教えているという流れから

“study(勉強)の語源は

ラテン語の「studious」”で

夢中になったり、熱中する状態を意味していて

「studiousを覚えた子どもだったら、将来、

表現をやろうと、研究をやろうと、ものを作る人になろうと、

集中の仕方が分かっているので、

自分のやりたいことに到達できます。」と

お話しされていました。

幼い頃、遊びを通して何かに夢中になったりは

大人から見れば意味不明な遊びに見えることもあるけれど、

子どもは、ただ遊んでいるだけじゃない。

そこから色んなものを発見したり学んだりして

熱中体験を通して真価を見極める目を養ったり、

好きなものを見出したり、

集中していくことも覚えていくんだよな、、と思うと同時に、

あぁ、私普段から子どもを急かしてばかりだなぁと反省しました。^^;

「もう寝る時間だから、早く片付けて!」

「もうご飯だから、後にして!」

「先にお風呂入ろう!」

子どもが何かに夢中になっている時くらい、

ちゃんと子どもの気持ちを尊重してあげないといけないなぁと思いました。

好きなことを好きなだけできる時間は、

大人になるにつれ、どんどん減っていってしまうもの。

やりたいことより、

やらなければいけないことに凌駕されてしまう。

夢中になってできるものってそもそも勉強という感覚はなく

ただひたすら突き詰めていくことが

楽しいと感じるものであったりするので

その時期に何かに夢中になることで、

得意分野のようなものに出会えると

後々、その手の学習にも取っ掛かりやすくなる気もするし、

何かに集中したことで要領よくこなせる分野が1つでもあると、

逆に、苦手分野や、他のことに時間をかける余裕と基盤も

できてくるのかなと思いました。

しかし実際に、寝る時間間際や、自分に余裕がない時に

「塩と氷の実験する!」と言われると、

「えー?!今から?!明日にしようよ!」と言ってしまう私。

明日は休みだし好きなことやってから寝ても良いと

頭では理解しているのに、

塩の実験→塩散らばる→塩掃除機→面倒くさいの気持ちに

なかなか勝てません^^;

さっきの決意どこいった状態な母です。

まずは私の考え方を考えなくてはいけません。

限りある子供時代、出来るだけ沢山の熱中体験をさせてあげられる環境作りを心がけたいものです。

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