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小学校入学から約2ヶ月。
この頃になると、だんだんと学校生活にも慣れ始めてくるのではないでしょうか。
毎日の学校からの宿題は、【こくご・さんすう・おんどく】の3点セットが殆どで
内容的にはちょっと物足りないくらいなので、これにZ会+市販ワークを取り入れながら進めています。
小学一年生。とにかく最初が肝心
幼稚園の時は好きな時間に学習に取り組むスタイルでしたが、
小学生になり、学校から帰ってきたらまず宿題というスタイルに切り替えました。
これは、まずやるべきことをやる、必ず優先しなくてはならないものという認識を持ってもらうためです。
保護者が1番手をかけなければいけない時期とは?
とにかく、手を掛けるなら低学年と個人的には思っています。
高学年になっても、勉強を頑張るには変わらないけれど、高学年の勉強と低学年の勉強の重要度のようなものは、低学年の方が高い気がします。
低学年は勉強に本格的に取り組む基礎工事期のようなものだと思っています。
土台がガタガタな状態では、どんな物でも積み上げていくことは不可能です。
高学年になるに従い、徐々に出来るようにするというより、学習習慣や勉強への姿勢だけはこの時期にガッチリ固めたいというイメージです。
なので、親のサポートも同じで、この時期がむしろ1番頑張ってサポートしてあげる時期なのでは?と思ったりします。
ここで、いかに勉強に対して前向きな気持ちで、自分から取り組む習慣を育てられるかです。
しかし正直なところ、子供のキャパと、自分が今日はここまではさせたいという範囲の調整が難しいですし、
ここまで詰め込んだら勉強が嫌になってしまうのではないか?という見極めにもとても慎重になります。
毎日試行錯誤しながら取り組んでいますが、「こうすべきだ!」なんて事もわからず、私自身、あまり自信がありません。
けれど、今この学習の基礎工事期で養っている習慣が、後に影響を与えていくものだと思うので、
本人のその日の気分的なものや、体調の変化などを察しながら、学習量に細かい微調整を加えつつ
「勉強時間って楽しいな」という明るいイメージで毎日取り組めるように心がけています。
では、どうやったら楽しい勉強時間になるか?
我流ですが、勉強中、子供の隣にいてあげることです。
正直、ほっといてもスラスラ出来る問題がメインなので、私は家事をして、その間に子供が勉強を終わらせるが1番効率的です。
内心「私は早く家事がやりたいのよ!」というNK細胞(はたらく細胞)のような心境ですが、グッと堪え、マクロファージさんのようなたおやかな精神を心がけています。笑
ただ隣にいて、一緒に勉強をしている感を共有することで子供が安心して、楽しく取り組んでくれそうな気がしてそうしています。
ひとまず、この時期は、母親は、合いの手役(「おぉ!字が綺麗になった〜!」「計算早いな〜!」と良いところを見つけ感心してあげる)、応援団役と心得、側で見守っています。
どうしても譲れなかった理科実験教室のレポート
日々の家庭学習の中で、実験後に出されるレポート作成が本人にとって一番の難問のようです。
これは、主に休日にじっくり取り組む課題にしています。
絶対やらなければならないものでもないのですが、これはやる意味があるのではないかと思い、私が譲れなかった課題でした。
正解、不正解がない抽象的な問いへ
今持っている自分の語彙や思考力を総動員させ、考えをそこに「書く」という作業は、論理的思考力を育むのになかなか良いのではないかと思ったからです。(間違ってバツがつくとかないし)
1年生の問題は比較的易しいとされているZ会でも、さんすうの問題に記述が求められるものもあります。(AとBの言葉を用いて問題を作ってみましょうのような)
科学に限ったことではなく、国語と算数の垣根がない、地続きな問題をよく目にします。
私としては、自分の考えを表現することにまだクオリティなどは求めていなくて、拙くて良いから、まずは自分なりの考えを抽出することに慣れていってくれたら良いくらいに捉えていたのですが、本人はやるとなると結構難しく考えてしまうようで。
あまり負担になり過ぎるのも良くないと思ったので「もっと簡単に書いて良いんだよ」とか、あまりにも悩ましいときは「こういう表現はどうかな?」と助け船を出しながら進めたのですが、本人は自分の考えを書きたい、だけど上手くまとまらないジレンマに苛まれている様子でした。
親としてここはどう対応するのが良いのか今も模索しています。
そんな時・・
夫からの一言にヒヤリっ!
この状況を間近で見たせいもあるのか
ある日「大丈夫?なんか、詰め込みすぎてない?」と夫がひと言。
「いやいや、大丈夫だよ。Z会はまだ一年生の時点で難しい問題は出てこないし、今までの復習のような感じだから。」と、言い放ったわたしですが、
その日、新たにやろうとしていた市販の漢字ドリルを引っ込めました。
夫は、子供の学習に無関心なわけではありませんが、本人がやらなくてもできるタイプだった為、小学生のうちは、学校の授業をちゃんと聞いて、出された宿題はやって、後は遊んでいればOKという考えです。
確かに、このくらいの歳の子には、それが健全と言えば健全な考えな気もします。
いやしかし、私たちの時代とは学習環境が異なるし、それを取り巻くハードルが上がっているのは間違いないですし、最近の子は色んな面で平均値が高いように感じます。
現状に過信していたら、いたい目に合うのではないか・・というのが私の考えですが、
夫から見たら詰め込みすぎに見えた状況に、少し客観的な視点が欠けていた気がして、学習量を省みる良いきっかけになりました。
自分以外の人のアドバイスに耳を傾けたり、意見を聞いてみるのも大切だなと感じた出来事でした。
私自身に覚えていて欲しいこと
元々、長男は幼い頃より好奇心旺盛なタイプで、自分からなんでも知りたがる性質だったこともあり、
好きなことに熱中している時の楽しさや、知的好奇心への貪欲さだけは失って欲しくないなと思います。
勉強になっていることを、勉強だと思わず楽しんで追求している時の高揚するような気持ち。
何かに夢中になったことがある人ならわかるはず。
study(勉強)ではなく、studious(熱中)する面白さを失わないように進んで行きたいです。
もちろん、苦手なことも出てくるはずだし、全てにおいてこういう気持ちで挑むのは難しいと思うけど、
勉強意識が強すぎるあまり、好奇心で吸収できていたことができなくなったり、遊びの延長で物事を掘り下げ楽しむ意欲を削がないよう気をつけなければいけないなと思います。
学習計画達成後のご褒美も忘れず
毎月、Z会の学習カレンダーをベースにその月に取り組みたい内容を記入し、目標が達成できたら、好きな本かLaQ(は値段の振り幅が大きいので¥1,000台くらいと決めてる^^;)
あくまで、学習カレンダーがコンプリートできたご褒美として買ってあげています。
勉強をすることが当たり前というセオリーを崩さない為に、勉強をしたら買うではなく
計画的実行への目標達成にフォーカスしたご褒美にしています。
Z会の学習カレンダーで見える化することで、進捗管理もしやすく、重宝しています。
このスケジュール管理表なるものは、一時期、生産管理の仕事をしていた私にとって、かなり重要です。
小さくても大きくても、目標を達成する為には、逆算してやるべきことを洗い出し、タスクを一つ一つ潰していくことがとても大切です。
(かと言って、子供のペースもあるので、この通り進めなきゃ!と躍起になってはいけない。難しい。笑)
今はまだそこまでストイックにやる必要はないけれど、見える化は大事ということで。
今回はLaQの機関車が良いと言うのでこちらを。
私もこのタイミングで今必要そうな本などを物色。
最近、これは息子がハマりそうだと思って買ったらまんまとハマっている学研さんから出てる「はじめてことわざ・四字熟語辞典」
これ、結構おすすめしたい。まだ知らない言葉や想像し難い語彙を「つまりこんな感じよ〜」っと、丁寧に写真を添えてくれていて、ユーモア溢れる辞典です。
イメージしやすいと記憶にも残りやすい気がします。
気になる言葉のところに付箋を貼っているらしい。笑
勉強が終わった後は、ここ最近1番の娯楽テレビ「はたらく細胞」を見まくっています。
「細胞の教科書」の次は「ウイルスの教科書」も読んでみたい!
↑黄色ブドウ球菌らしい。笑
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