以前、科学絵本の雑誌を読んでいた際、
長男に図書館で借りてきてほしいと言われた本が何冊かあったので
借りてきました。
今回は、マリー・ホール・エッツさんの「赤ちゃんのはなし」
長男が興味のある分野は
一つは物理的な実験要素を含んだもの。
もう一つは身体の仕組みについて。
どちらも科学というキーワードで結ばれているようですが
やはり何か変化のあるものの源流を辿ることが好きらしい。
身体にまつわる絵本はこれまで色々読みましたが
今回はだいぶ長かった^^;
途中「ま、まだ読む・・?」なんて聞きながらも
息子は興味津々で「まだ!読む!!」というので、
あーだこーだと命の誕生について話しながら読み進めていたら
あっという間に1時間経ってしまいちょっとした夜更かしに。
(次の日が休日だったのでたっぷり寝られましたが)
子供ながらに、自分がどうやって誕生したのか
どうやってお母さんのお腹の中で成長するのか
とても不思議で気になっているようでした。
そんな子供の疑問にも答えてくれるこの絵本は
目に見えないほど小さな生命がお腹に宿り、
この世に生まれてくるまでの過程が
きめ細やかに描写されていて
マリー・ホール・エッツならではの
優しく繊細であたたかな文体から
命の尊さというものを、子供の心にも
強く印象付けてくれたのではなんて思います。
この絵本を読みながら、お腹の中でまだ1cmくらいの我が子が
妊婦健診のエコーで
元気に手足をジタバタさせていた時のことを思い出し
なんだか懐かしくなりました。
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