長男が産まれ0歳の頃からほぼ毎日欠かさず絵本の読み聞かせを続けてきました。
もし、絵本の読み聞かせをしていなかったら、今頃どうだったかな〜・・?と考えてみると、元々ある気質も少なからず関係すると思いますが、もしかしたら、あまり絵本に興味を示さなかったかもしれませんし(今って、絵本以外の娯楽も沢山あるから)自分から進んで何かを読もうとする衝動は低かったかもしれません。
【ハビトゥス】(ピエール・ブルデュー)の長い期間に渡ってその行動の継続や繰り返しによって、無意識的にできる習慣のように、幼少期から、毎日絵本を読むことで、読むことが当たり前のような刷り込みが多少働いているのかなと思います。
読み聞かせを続けて良かったなと思ったことは
・文字への興味・関心を促すことができた
・物語の起承転結に親しむことができる
・絵本から、自分が今まで知らなかった世界や知識を発見できた
・親子時間の共有
・本を読む習慣の定着
特に、最初こだわりの強い次男は、自分の好きなものしか興味を示さなかったけれど、今は比較的どんな絵本でも食い入るように聞いてくれるようになりました。お気に入りの本については、自分で開いて読んだりと、絵本との距離が以前より縮まっているように感じます。
からだ あいうえお次男が好きな「からだ あいうえお」あまり見かけないけれど、個人的にすごくおすすめしたい絵本(「へそのおはあかちゃんのいのちづな」とか「ひふはからだのおようふく」とか、あいうえお&からだの特徴を同時に覚えられます。)
来るもの拒まずの長男は、以前と比べ、格段に1人でいろんな絵本を読むようになり、生活のふとした瞬間に、絵本で知った内容を交えて会話をしてくれたり、自分が得た知識でなぞなぞを披露したりたりと、絵本を通して知ったことを自分の中で発展させていくようになりました。
お気に入り愛読書は「バビブべボディ」
こちらも、おすすめしたい絵本(?)だけど、もうAmazonとかでは売っていないもよう(悲)たまに、TVで再放送しているみたい。
身近にある「雲」について、日頃から話題に上ることが多いのですが、最近は窓の外を眺め、飛行機雲を見かけると「今日は飛行機雲の線が長いから、明日は多分天気が悪いよ。」「昨日は飛行機雲の線が短かったから今日は天気が良いんだよ」と教えてくれます。
外にでて「あ、飛行機雲だ」と私が言うと「あれは、巻雲(けんうん)と言って、すじみたいなかたちでしょ。似てるけどちょっと違うね。」とサラッと間違いを指摘されました。^^;
飛行機雲の秘密を聞いてみると、「飛行機雲は水滴が集まって出来ている雲だから、上空が乾いているとすぐに蒸発して消えてしまうけど、飛行機雲が長い時は、上空が湿っていてなかなか消えないんだよ。水蒸気が溜まっていくと、雲ができて、雨を降らせたりするからお天気が悪くなることが多いんだよ。」だそうな。
幼稚園の本で読んだらしく、以前は「なんで知っているの?」と聞くと、ほぼほぼ、「テレビで見たから。」と返ってきていましたが(笑)
最近は、「幼稚園の絵本で読んだんだよ。」「前に行った科学館のパンフレットに載ってたよ。」と言うことが増えました。
最近お気に入りのパンフレットは、以前伺った南極北極科学館のパンフレット
で、こちらでナゾナゾ遊びです。
長男「南極の氷が全部溶けたら、海の水位はどのくらい上がると思う?」
私「んー、3mくらい?」
長男「正解は60mだよ!」
私「えっ!?60m?!」
ちょっとただごとではないなぞなぞでビックリしました。私の住んでいる地域はどうなってしまうんだ…。
読み聞かせは、いつ頃まで続くのかな?と思うこともありますが、可能な限りいつまでも(笑)読んであげられたらと思います。
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