幼少期の記憶と現在【なるべく自分だけのための時間を作ってあげたい】

私は幼い頃、物心をついた時(3歳くらい)から、両親が共働きで家で一緒に何かで遊んで過ごしたといった記憶があまりありません。

昔は今ほど共働きが当たり前ではなく、私の育った辺鄙な田舎では、「お母さんも働く」というのは

まだまだ珍しく、わりとレアな存在だったように思います。

劣等感や、寂しさというものも、周りとの比較から生まれる部分もあり

あの子もこの子もみんなお家にお母さんがいる。

どうして私はいつもおばあちゃんや、叔母さんに預けられ小さな弟の面倒を見ながら過ごさなければいけないんだろう・・

そんな風に思いながら、ジーッと窓の外を眺め母の帰りを今か今かと待つ子供時代でした。

その時の記憶は大人になってからも忘れることはなく。

もちろん、寂しく感じる子供ばかりではないと思いますし、不在の分の寂しさをきちんと補ってくれる両親も沢山いると思います。

私は、自分が子供時代、心底寂しかったという気持ちが上手く処理できず、拗らせてしまったタイプです。

だから、自分の子供には寂しい思いを極力させないようにしようという思いからなかなか抜け出せない部分がいまだにあります。

とは言っても、この先徐々に子供たちが手を離れれば、仕事に費やす時間も増やさなければと考えていますし

実際、今も子供たちが幼稚園・学校に行っている間だけではありますが、在宅ワークをしています。

このご時世、仕事を完全に手放すことは色々と難しいよなとも思います。

なので、なるべく一緒にいてあげられる時間は、今しか出来ないことを沢山してあげられたらなと思います。

「自分だけのために時間を作ってくれた」というのは子供にも伝わると思います。

と、そんなわけで、我が家のモグモグ食いしん坊次男が前々から

「クッキー作りたいな!手作りのクッキーって美味しいんだよな〜!」と言っていたのを思い出し

久しぶりにクッキー作りをしました。

粘土のように何度もコネコネし(笑)、いろんな形のクッキーが出来ました。

「全部自分で作ったよ〜(ドヤっ)」とご満悦でした。

子どもとお菓子作り。

ちょっと大変ですが、計量は数の増え方が直に目で見て分かるので、数感覚を養うのにもおすすめです。

生地を作って色んな形に整え、オーブンで焼くと硬さが変化することも確かめられ、化学反応が楽しめます。

お菓子作りは科学と美術の融合ですね。

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