今更だけどマイホーム⑤【完璧な土地などありません。最終的にこだわった条件と妥協点】

土地の取捨選択

同じような条件のものを、どちらか選ばなければならない時どうしますか?

同じタイミングで出てきた、広さ、金額も同じような2つの土地。

1つは、生活の利便性にとても優れた第二種中高層住居専用地域の土地。

もう1つは、文教地区の一角にある閑静な住宅街、第一種低層住居専用地域の土地。

最終的に決める段階に入りました。

最後まで譲れなかった条件

かれこれ半年ほど色んな土地をみてきて、最初はもっと沢山譲れない条件がありました。

しかし、最終的にどうしてもこれだけは譲れないというものが徐々に絞られてきました。

それは・・・

●地盤(ハザードマップエリア外)

●比較的すぐ売れそうな土地(子供達に負の遺産にならないよう、なるべく欠点の少ない土地)

●学区(小学校近く。教育環境。)

どちらの土地も上記内容はクリアしています。

ならば、最後の最後、どこでジャッジしたか?

建ぺい率・容積率による住居の住み心地

実際に家を建てた時、そこで快適な暮らしが送れそうか?ということです。

正直、利便性抜群の第二種中高層住居専用地域の土地にしようとほぼ確定していました。

こちらは、土地の面積に対してめいいっぱい家が建てられる建ぺい率・容積率でした。

単純に、広い方が快適だと思ったんです。

もう1つの、文教地区にある第一種低層住居専用地域は建ぺい率、容積率の建築制限が厳しく、あまり大きな家は建てられない状況下にありました。

しかし

実は広く建てても快適ではない

これが、周辺環境とのバランスによるところなのですが、

全ての土地に言えることではありませんが、

敷地いっぱいに建築する=隣の家との距離も近い

もちろん、気にされない方は全然大丈夫だと思います。

しかし、窓を開けたら、すぐ目の前にお隣さんの家があるということに抵抗がある人は一定数いると思います。

私も、そこに抵抗がある1人で、ならば、多少狭くても、敷地にゆとりのある家に住みたいと思いました。

というわけで

文教地区の土地(第一種低層住居専用地域)に決めました

不動産王であるかつてのトランプ大統領も「不動産に重要な事柄を3つあげると、1に立地、2に立地、3に立地だ」

いかに「立地が全て」なる発言していましたが

良い立地=周辺環境住み心地でもありますが

良い立地=売却率の高さでもあると思います。

もちろん、「駅近」であるとか、「スーパーが近い」というのも暮らしの上では重要なウェイトを占めてはいるのですが

ファミリー層である我が家にはそれらの条件よりも重要度が高かったのが「学校に近い」「治安の良さ」「教育環境の充実さ」など

子供にとってのメリットの多さ=「良い立地」という位置づけでした。

時代は繰り返し、学校の近くで家を探す人は一定数いるでしょう。

家が古くなっても、見た目はリフォームでなんとかなりますが、立地だけは変えられません。

なので、土地選びは売却時のターゲット層を意識しておくとより良い購入ができるのではと思います。

マイホーム購入は住み慣れた街か?新しい街か?

正直、別なエリアに家を買うことも検討しました。

主人も、「俺は別にここじゃなくても良い」派でしたし。

しかし、今住んでいる場所も4〜5年住み始めて地域性や、住み心地、細部の土地勘が掴めてきたところです。

住んでみなければ、その土地との相性は分からなかったと思います。

このエリアのこの辺なら心地よく住めるだろうというのが数年住んでみてから分かってきました。

なので、他のどんなエリアだとしても住んだことのない土地でいきなり家を買うのは個人的には少し心配でした。

最終的に妥協した点

広さ(欲を言えばやはりもっと広いに越したことはない。)

北向き(南にリビングが取れるため許容だけど、南向きへの憧れが消えない。笑)

利便性(徒歩では少しスーパーは面倒に感じる距離ですが、自転車で頑張りたいと思います。笑)

準防火地域(一部の大きな窓にシャッター必須=価格に反映)

完璧な土地などありません

完璧な土地などありません。

いや、お金次第ではいくらでも手に入るかもしれませんが(笑)

生活スタイルや価値観によって、良い条件は人によって様々です。

自分にとって、家族にとって最適な条件は何か?を大切に土地を選ぶようにしたいですね。

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