雪国であった。
はずが、全く雪がないじゃない(笑)
雪かきと、かまくら作りを楽しみにしていた子供達、残念でした^^;
と言っても、真冬の北国なので、数日のうちに降るとは思いますが。
実家に帰省しております。
一年前の今頃を思い出すと、母の病が突然発覚し、絶望的な状況で生きる方法を模索し、あらゆることに備えて片時も心臓が休まることがない日々を送っていました。
死と隣り合わせの現実を、自分ごとのように受け止め、誰にも何も言えず、1人で抱え込んでいました。
しかしある日張り詰めていた糸がプツンと切れ、叔母(母の姉)に電話。
電話越しに泣き崩れる私に「あなたの気持ちとても分かるよ。私たちも同じ気持ちを味わったことがあるから。」と、叔母が寄り添ってくれたことが、あの時はなによりの心の支えとなっていました。
(叔母の娘は若くして大病を患った過去がある)
多分、身近な人の不幸な出来事や、病気など、周りは何と声を掛けたら良いかわからない部分があると思います。
私自身、同じ状況下にいない周りに何を言われても、自分の辛さは自分にしかどうすることもできないと思っていました。(ひねくれ者。笑)
しかし、アドバイスでも、励ましでもなくただ「わかるよ」と悲しみに寄り添ってくれたことが本当に救いでした。
「あなたのお母さんも生きることを頑張っているから、私たちもお母さんが生きられる確率が例え数パーセントでも、その数パーセントに入れると願って支えていこう。」と。
母の病気はその類の中でも最も生存率が低いとされているたちの悪い病でした。
だから、去年はもう今とは全く違う情景を思い描いていましたが、幸いにも母の容態は想像以上の回復に向かい、現実には最悪な事態にはなっていません。
病人であることを忘れてしまうほどだけれど・・
油断はできませんし、いつどうなるかの覚悟もしていますが、母の生を見守り、側にいられる時間を大切にしたいと思います。
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