4歳子供が「死が怖い」と言って泣き出した。何て声かける?①

とある日の夜、次男がいきなり大泣きする事態に見舞われました。

理由は・・・

「死」が怖いから

この日、さぁ、今から寝よう!というタイミングで、次男が

「ワークをやりたい」と言いました。

もう21時近くだし、この日、実は次男はあまり睡眠が取れていなかったので(前日に夕方お昼寝〜夜眠れずしかし早起きなコース)

「いや、今日はもう寝よう。次男くん今日あまり眠れてないし、明日も幼稚園だから、ちゃんと睡眠取らないと疲れちゃうよ」

「ちょっとだけだから」

「じゃぁちょっとね」

(結局私が折れるかたちに…)

Z会の「考えるちからワーク」の「おうちの人の顔をかこう」というページに取り掛かり、夫の似顔絵を描いていましたが、しばらくするとシクシク泣いているではありませんか。

4歳児。将来を悲観する。

「大丈夫?どうしたの?思うように描けなくて悲しくなっちゃった?」と聞くと

コクンと頷いた後「次男が大きくなって、そしたら、パパとママが死んじゃうのが怖い」と言って、わんわんと泣き始めました。

「大丈夫だよ〜!パパもママもちゃんと元気でいるから」(なんて、いつ何があるか分からないことは、母のことがあってから、自分もよく分かっているのに、いざとなるとこんな言葉しか出てきません。)

次男の涙は止まらず「会えなくなっちゃうのいやだよ。寂しいよ。ずっとずっと一緒にいたいよ。死なないで!絶対死んじゃ嫌だよ!」とまるで今生の別れのごとく必死に訴えてきます。

かつての自分とオーバーラップ

その涙は、かつて私が幼い頃、「どっちに付いていく?」と、両親の離婚話が本格的に出た時(結局は離婚せずに済んだけれど)、「嫌だ!絶対離婚なんて嫌だ!」と言って、現実にはもう、不可能である事柄を必死で繋ぎ止めようと、幼いながら全力で大人の事情に訴えかけた時に流した涙と重なりました。

その後も次男は「死んじゃいやだよ!ずっと一緒にいたいよ!」としばらく泣いていました。

「大丈夫、大丈夫」と言いながら、抱きしめ安心させるように努めましたが

どうしたものか・・。

どこで「死」を理解したのか?

今、現実に母が余後の悪い病ということで「人は病気になる」ということは感じているのかもしれませんが、そのことについて私が子どもたちの前で泣いたり、悲観的になったりという態度は示しておらず、母の体調もどちらかというと調子が良い状況なので、どのタイミングで「死」というものを意識したのかは分かりませんが、物心ついた頃から、やけに先のことを考え過ぎる子ではありました。

今回は、多分寝不足だったせいもあると思いますが・・

あのまま「ワークは明日にしようね〜」と言って無理やり寝かせてしまえば良かったのか・・

長いのでつづく↓

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