1年前の振り返り【とりあえず動いてみるが吉?まずは小さな一歩から】

たまたま手帳を見たら、1年前の今日、今家作りでお世話になっているハウスメーカーさんを初めて訪れた日でした。

振り返ると、ちょうど1年前の2月に、母の病をきっかけに家探しを始めました。

まだ土地に関する情報も、家作りの知識も全くない状態で動き出しました。

皮肉にも、母の病がなければ、家探しはしていなかったように思いますし、まだ計画を先延ばしにしていた気がします。。

不動産屋を何件もあたったり、先行き不透明な物件探しに四苦八苦していました。

けれど、思いがけず条件に合う土地が見つかってからは、トントンと物事が流れ出し、事前にお会いしていたハウスメーカーさんの協力を得ての家作りが始まり、先日無事、工事着工に漕ぎ着けました。

その1年前というのが、母の病発覚で気持ち的には疲弊しきっている中で、いろんなことを、同時進行しなくてはならない時期と重なり、家探しの他に、新しい仕事の開始や、次男の幼稚園入園、長男の習い事の開始、仏検に向けての試験勉強など、正直、億劫な気持ちと、やらなければならない気持ちとの狭間でなんとか動いていました。

多分、自分たちの家の事に関しても、子供達の入園、習い事、自分の仕事開始など、新境地に入る過程は、これまでとは違う環境や試みに対して、漠然と何か「はじめてのことへの戸惑い」「分からないものへの不安」というのが気持ちの中で膨らんでいた時期で、それがストレスになっていました。

だけど「とりあえず動いてみる」をして良かったのかなー・・と今では思います。

一つ一つの行動は、毎回

「一気に着手して終わらせる」ではなく

「少しだけ動く」を積み重ねていった結果

今の現状が変わったように思います。

「分からないこと」は、自分が納得いくまで調べることで、気持ちを鎮めることへも繋がりました。

母の病について、これまで直面したことがない現実に向き合うことが多過ぎて、「それが一体どんな病気であるのか」「どういう過程を辿るのか」「様々な病状に応じてどんな対応が必要最善なのか」など最悪の事態のことも踏まえて色々調べまくりました。

両親を交えて、死後のこと、お金のこと、家のことをリアルに話し合ったのもこの時が初めてです。

泣かないと決めていたのに、病気で痩せ細った母を目の前に涙が止まらなくなってしまいました。

けれどそうやって、家族の意思をきちんと確認することで、大切な人の人生に寄り添い、責任持って見届けなければという覚悟のようなものも徐々に芽生えてきました。

分からないことって「得体の知れないもの」みたいな感じで単純に怖いんですよね。

だけど、少しずつでも色々と知ることで不安材料を解消することができました。

話は逸れましたが、何事も最初の一歩は大切ということで

これからも、気になること、やってみたいこと、やらなきゃいけないこと色々でてくると思いますが、一気に大きな変化は期待せず、小さな前進を続けていけたらなと思います。

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