母への気持ちを忘れないように書き留めておこうと思います。
母は夏に帰らぬ人となりました。
とても不思議です。
自分の大切で大好きな人が、この世をさってしまうなんて
悲しいという感情さえも凌駕する信じられない気持ちの方がまだ強くて
現実に気持ちがおいついていなく、ただただ何かよくわからないまま日々を送っていました。
母は本当に一生懸命に生きてくれました。
それは親として、最後の最後まで
どんな時も挫けずに生きる強さを私たちに教えてあげたかったのではないかと思います。
病名が判明した時点で、何の治療もしなければ、半年も持たないような状態でした。
そこから1年と8ヶ月。
本当に頑張って生きてくれました。
自分は病気の体で1番辛いはずなのに、
いつも通り笑顔で私たちに接し、私たちがいつも通り過ごせるように配慮してくれる優しい母でした。
医療現場に長年携わってきた母なので、
自分の行く末は分かっていたと思います。
それでも最後まで生きることを諦めず、
どんな状況下でも前向きに生きてくれた母の生き様をこれからも忘れずにいたいです。
母の死は、今はまだ受け入れられないですし、これからも完全に悲しみが自分の中から消えることはないと思いますが
それも一つのかたちというか
母との思い出や想いに向き合って生きていくことも供養になるのかな・・なんて思いながら過ごしています。
母が好きそうなお花を遺影の前に飾っています。マグカップは母が生前に使っていたもの。
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