【熱中体験の重要性】東大生に科学工作の楽しさを教えてもらう

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連休だから熱中体験

ゴールデンウィークも終わり、いかがお過ごしでしょうか?

新しい環境への疲れをとるべく

我が家は、この連休はゆる〜く近場でのんびり過ごしました。

しかし、せっかくの連休。

親としては子供をどこかに連れて行ってあげたり、連休ならではの何かスペシャルな体験をさせてあげた方が良いのでは?なんて考えてしまうものですが

沢山時間のある連休だからこそ、のんびり好きなことを好きなだけできる時間を過ごすのも良いものだなと思いました。

熱中体験の重要性

私は「熱中体験」というものを結構大切に考えています。

かつてピタゴラスイッチの生みの親である佐藤雅彦さんが何かのインタビューで

“study(勉強)の語源はラテン語のstudious(熱中)であるという話の流れから

「studious(熱中体験)を覚えた子どもだったら、一つのものへの集中の仕方が分かっているので、自分のやりたいことに到達できる」とおっしゃっていたのですが

子育てをしている中でこの熱中体験の重要性に強く共感することが度々ありました。

我が家の兄弟が熱中したもの

例えば、長男の場合、幼い頃から科学的な遊びが好きで、次々に身近にあるものを実験道具にし

なぜ影のかたちが変わるのか?など身近な疑問に対して、懐中電灯を色んな方向から当て観察して遊んだりと、遊びの中で科学の世界に入り込んでいきました。

自分で納得するまで実験する、その法則性を自分で発見する楽しさに夢中になっていました。

次男は一日中LaQ(日本発祥のパズルブロック)に夢中になり、市販では物足りず、毎日毎日ネットから作り方をダウンロードして朝から晩まで何十体と作り、

大人でもちょっと手こずる複雑な立体のものもいつの間にか自分で説明書を見ながら作るようになりました。

朝起きてからすぐにLaQ。幼稚園から帰ってきても真っ先にLaQ。夜になり寝る直前までLaQ。

寝る前に1体作るのが日課に。

この自分満足行くところまでやり込むということが

身近なところでいう、毎日の学習への取り組みにも紐付いているのを感じます。

熱中体験は学習意欲にも繋がるのか?

楽しいと感じながら頭を使っている時に、地頭がよくなる(シナプスが増える)と言われていますが

理解力や、情報処理能力も自ずと鍛えられ、その状態でワークなどに取り組んでいる時は

遊びの延長線上のように楽しみながら出来る状態になっていました。

LaQで絶対これを作る!これを作るまで寝ない!辞めない!という頑固な次男に手を焼くことも多々ありましたが、

そのやり込まなければ気が済まないポテンシャルは、いつしかワークをやる時の「今日はワーク全部やる!」に繋がっています。

そして何十ページとあるワークをやり終えてしまいます。

LaQを作る時と同じように、必ずやり終えるまで本人が納得しないのです。

でも、それはやり込んだ達成感を味わった経験があったから出来たことかもしれません。

だから、一概に親から見て「そんなもので遊んでいないでもっと実になるようなことを・・」と思っていても

子どもが何かに熱中している時は、脳が鍛えられている時。

子供が集中しだしたら、どんなことでも穏やかに見守ることが大切なのだと未就学時代の長男の成長を振り返って改めて思いました。

熱中体験キッカケ作りにおすすめな場所3選

熱中体験を育むにはどうしたら良いか?

子供が自分で好きなものを見つけてのめり込んで行くのが理想ですが

きっかけ作りや種まきは親でもある程度行えますし、親が一緒に楽しんでやることを子供も楽しんでやる傾向はあると思います。

例えば

①ワークショップに参加

②好きなジャンルの科学館博物館へ行く

③図書館で本を読み漁る(親が読んであげても◎)

どれもそれほどお金もかからず、好きなことに目覚めるきっかけを親子で見つけやすい場所だと思います。

ちなみに我が家のゴールデンウィークは、これだけでした。(笑)

例えばワークショップの場合

ワークショップは、親子で楽しみが共有でき、思い出にも残る、最も気軽に参加でき、ジャンルによっては学びも得られるものではないでしょうか。

我が家も、近所の複合施設で定期的に開催されている科学好きの東大生によるワークショップに何度かおじゃましております。

東京大学CASTさんのホームページを見るとイベント情報などを拝見する事ができるようです。

ゴールデンウィーク中も開催されていたので、行ってみました。

科学好き・実験好きな子供たちも、このワークショップでは、毎回楽しく工作しています。

今回は主人が付き添って行ってきましたが、科学工作を通してまた一つ発見する喜びを覚え帰ってきたようです。

長男は、家に帰ってきてから、忘れないようになのかは分かりませんが、何か大切なことを記録するかのように

教わったことを思い出しながら紙に作り方を書き留めていました。

アレコレ色んな体験をさせてあげるのも素敵ですが、同じような体験を何度も繰り返すと、

子供自身も頭の中で点と点が線で繋がるように特定の分野に意識が向くようになります。

関心が促され始めると、もっとやってみたい!という熱中体験への入り口に連れて行くことができるかもしれません。

外発的動機付けと内発的動機付け

例えば、学習意欲の高い賢い子に育てたいと思ったら、ドリルやワークなどに習慣的に取り組むのも一つの方法かもしれません。

習慣付けはいきなりは難しいので、子どもに勉強というのを悟られないように、私も毎日遊びの延長で学習時間を設けていました。

そこで

基盤になるものが、外発的動機付け(報酬や強制によるもの)か、内発的動機付け(自らの好奇心によるもの)では、子供自身の学習への取り組み方も少し変わってくるのではないかと思いました。

小学校に入ってしまえば、必ず宿題というものがあります。

なので外発的動機付けは学習していく中で避けては通れないと思います。

だからこそ、ではありませんが、幼少期こそ、この内発的動機付けを磨く最高の時期だと思います。

熱中体験を積むことによって、それらがあと伸び力に繋がっていくのではないかと感じています。

できるだけ外発的動機付け(報酬や強制)ではなく、内発的動機付け(自らの好奇心)によって何かに取り組めた方が、生産性が良いと思います。

そういう意味では、やはり体験型重視のZ会のぺあぜっとあと伸びという点で最強だなと改めて感じました。

親と「一緒に」が良い子どもたち

「見てて〜!」「一緒にやろう!」「聞いて!」

この頃の子供たちは自分に注目してほしかったり、話を聞いて欲しかったり

親との触れ合いを求める場面が多いですよね。

何でも一緒に取り組むということは、大人にとっては少し面倒だし、時間も拘束されて大変かもしれませんが

子供は自分の気持ちを理解してもらえたり、楽しみを共有することで自分から伸びていこうとします。

今思えば長男の科学遊びは、ぺあぜっと(Z会)含め、こういうのが苦手な私のわりに、結構頑張って色々用意したり、一緒にチャレンジしていたように思います

後片付けが面倒〜と憂鬱になっていたけど、最近はほぼアシスタント的な役回りです。笑

次男のLaQも夫が仕事が始まる直前や、休憩もほぼ丸潰れで、寝る直前までLaQに付き合ってくれていました。

自分の幼少期を振り返ってみても、親に見守られながら好きなことに没頭できる時間は幸せでした。

熱中体験への入り口は、まずは、一緒に楽しく何かを共有することから初めてみるのも良いかもしれませんね。

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