長男、Z会をはじめて早3年目(次男は今年度から)イーマル、ミルマリとも着々と仲良くなれている気がします(笑)
Z会、やって良かったと思います。幼児コース、机の上でやる問題集の難易度こそ高くありませんが、勉強に対して嫌々でもなく、やらなきゃ…という義務感でもなく、「やるー!」という楽しい気持ちで前向きに取り組めていること、体験が学習意欲に結びつくという点においては、やはり”ぺあぜっと”は最強です。
親の手間もかかりますが、子供たちの中に知的好奇心なる引き出しをどんどんため込む良い教材だなと感じることが多いです。
最近は、先取りより、深掘りさせたいというか、数学教室に通っていて思ったことは、深く掘り下げることの方が知の根が強く張るような気がしています。
まだAIの話題がそこまで一般に広く浸透していなかった頃、友人が「学力で測れる能力は、もはやググったりするだけで誰でも手に入れられるものだと思うんだよね。
やっぱり、人間じゃないと無理なのは、独創性や発想力だと思う。」と言っていたことを思い出します。それが今まさに世界を震撼させているchatGPT現象が物語っているような。
ちなみにその発言の主はカメラアイ(脳裏に写真の如く見たものを記憶できる)の持ち主で、そんな類稀な能力の方が凄いと思ってしまう。(女医の彼女曰く「医者ってこういう人が多いと思う」らしいが、ホ、ホントか?!笑)
AIが苦手とされていたクリエイティブ系。しかしchatGPTさまは、独創性や発想力も素晴らしいと言うじゃない。
センスもデータの蓄積からの創造と考えると出来ておかしくないよなと思います。
色々考えると、学習も大事だけれど、自分の好きなことに没頭できる時間も大切にしてあげたいなあと思います。何かに夢中になることがあれば、自分のやり方で考えたり、掘り下げたりして「作り方を作る」思考回路が鍛えられる気がします。
振り返ると、自分の周りでも何かに成功していらっしゃる方々は、事業にしろ、製品にしろ、これまでにないものを自ら確立した人が多いです。まず個人の中に熱中できる何かベースになるものがあって、それを追求していった結果、その人にしかできないものや、ことが具現化されていき、それが世の中が求めているものにうまくフィットしたというパターンです。この過程って言わば佐藤雅彦さんの言う「作り方を作る」という状態で、自ずと出来たものは新しいということですね。
これから試されるちからって、こういうことなのかなぁなんて漠然と思ったりしました。
自分は、長らくクリエイティブ系の職に着いていて、数値化できないもので実力を評価され、堅実性に欠ける自分の職業を不快に思っていた時期が長らくあったことから、子供達には正直あまり、抽象的な作業を好んでほしくないと思っていました。
けれど、最近は、それらが得意になって欲しいというのではなく、誰もがやれば出来るようになるものよりも、自分の内面を描出するような独創性を磨ける時間も必要だと思うようになりました。
「思い描いたことしか実現しません。」と、昔小学校の頃、校長先生が言っていたことを思い出します(笑)
というわけで、最近のぺあぜっとシート(体験したことを、話して絵に描く)大いに活躍中です。
今月はからだのしくみについて話しました。
息子の感想は(いつも焦点が「不思議だったこと」一択)
「肝臓はなぜ毒素を分解できるちからがあるのか?」
なぜだろう。なぜ?ね。なぜ?は大切に。
長男作だまし絵パート2 不思議な三角形。
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