長男は大のテレビ好きです。
だいたい決まって撮りためたEテレの科学系の番組を見ています。一時ウルトラマン熱が凄かったのですが、また最近科学系に戻ってきました^^;
私自身があまりテレビを見ないということもあり、当初はわりとテレビに対して否定的な見方をしていましたが、テレビからの情報が起爆剤となって、成長を促したのもこれまた事実です。
最近ではテレビの楽しさを学びに変え、有効的に活用すれば上手く学習にも役立つかもしれないとまで思っています。
その反面、ゲームやYouTubeと同じく依存性の高いもの、かつテレビを見ている時間は脳が働いていない状態と言われてい(ませんでしたっけ?)るので、受動的にずっと見続ける癖がついてしまうと、その悪癖を断ち切るのは大変です。
我が家も時間を決めて見るようにはしています。(が、私が忙しい時や、気づいたらうっかり時間が経っているということは結構あります。そんな時は半ば諦め(オイオイ…)その他の学習や体験で帳尻が合えば良いかと(甘いですかね)
科学好き4歳児が夢中になる番組を記録的に列記してみたいと思います。
1・ピタゴラスイッチ
「ピタゴラ装置」から”慣性の法則”を学び「100グラムに挑戦!」で計量に目覚め「まきじゃくのジャック」で測定に夢中になりました。数遊びの入り口になった番組です。
2・考えるカラス
この番組で一気に実験への好奇心が加速しました。科学の知識ではなく「考え方」を学ぶ番組。観察→仮説→実験→考察の段階を経てなぜそうなるのか?「自分で考える」にフォーカスしています。
3・テキシコー
幼い子供に法則性や、ロジックなどを口で説明すると難しいけれど、一緒に工作したり(オープニングのゲソタラズさんなど)遊ぶことで、番組のテーマである「プログラミング的思考」に触れることができます。
4・カガクノミカタ
「ミカタがあればふしぎがうまれる」”科学の芽”を育む理科教育番組。いつも見慣れているものでも見方を変えればふしぎな発見があるかも?これを見て何度ポップコーン実験をやらされたことか(笑)
5・ミミクリーズ
「ミミクリー(mimicry)」=「似ているもの」自然界の似たもの探しをキーワードに観察眼や想像力を育む番組。歌が可愛い。「ゆきをつくろう」の回は雪博士こと中谷宇吉郎さながらに、雪の結晶に感激。
6・ミクロワールド
この番組をきっかけにマイクロスコープを購入しました。肉眼では見えないミクロな世界。粘菌やカビなど結構ディープな回も。
7・0655
録画したものを大体夜に見ていますが、爽やかな朝の5分間に軽やかに知的好奇心を満たしてくれる番組。夏休みに放送される自由研究55もおすすめ。
8・2355
実験の穴場のような番組。5分間番組なのに濃い内容。侮れません。夜ふかしワークショップは科学好き必見。
9・さんすうレスキュー
お姉さんが可愛いからか、単に算数が楽しいからかわかりませんが、長男と次男が仲良く一緒に見て盛り上がっています。特に毎回異なる算数のテーマを歌にした「レスキューミュージック」がお気に入り。これでひき算の繰り下がりが好きになりました。
10・ツクランカー
STEAM教育をベースに、「みんなの役に立つものを作る」をテーマに、ものづくりのきっかけと同時に問題解決能力を育む番組。
全てEテレチョイスになりました。どれも5〜10分と短い番組です。とくに、佐藤雅彦さん、ユーフラテスさんの手掛ける番組(上記1.2.3.7.8)は好奇心を誘うのか、見ると必ずといって良いほど、「実験やりたい!」の流れになります。
好きなものへの入り口。
テレビをあまり見ないなんて言っている私も振り返ると、フランス語が好きになる最初のきっかけは、中学生の時、NHKで見たブリジット・バルドーの「今宵、バルドーとともに」という番組でした。
どこに人生のヒントが落ちているかわかりませんね。一見、無味乾燥なものでも、映像を通して面白い側面を知れば、何かに熱中するきっかけになるかもしれません。
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