科学的な遊びが好きな長男と
考えるカラス(Eテレ)の
【考える練習「2つのモーター」】の実験を家でやってみました。
「科学の考え方を学ぶ」をテーマにした番組「考えるカラス」
観察→仮説→検証→考察という段階を踏んで
10分間という短い間で
科学の面白さに触れることができる番組です。
子どもたちが好きでよく見るのですが、
この番組の特徴は、
「見ている側に考えさせる」こと。
最後の実験問題の解答は、
途中まで蒼井優ちゃんが解説をして、
いきなり「ここから先は自分で考えよう」
というナレーションとともに、
完全な解答はなされないまま番組が終わるという、
考える力にフォーカスした番組です。
監修も佐藤雅彦さん(ピタゴラスイッチの生みの親)と
川角博さん(NHK高校講座・物理基礎のお父さん)と
長男が好きな番組のお2人が制作に携わられているためか、
実験的な面白さが至る所に散りばめられていて、
子どもが見ても分かりやすく、
すっかり夢中になって見ています。
この番組を見た後には必ず「○○○実験したい!」の流れに。
この辺のフォローは専ら工学部出身の夫が担当です。
既製品を使用しないあたり、実は結構楽しんでる?と推測。^^;
では、実験スタート!
同じモーターが、直列で二つ、電池につながっています。
このモーターそれぞれに、印のついた円盤を取り付けます。
スイッチを入れると、電流が流れてモーターが回り始めます。
回っている円盤の片方を手でおさえ、モーターの回転を止めます。
すると、もう片方のモーターの回転はどうなるのでしょうか。
1.変わらない。
2.前よりも速くなる。
3.止まってしまう。
正解は・・・
2.前よりも速くなる。
でした。
モーター2個が回っている状態は
電池の電圧は、それぞれ半分ずつモーターにかかっていますが
この状態で片方を止めてしまうと、
止めた方のモーターは抵抗が少なくなってしまうため、
回っている方のモーターにより電圧が多く掛り、速く回り出すそうです。
と、わたしは解答を見るまでさっぱりわかりませんでした!^^;
子どもたちには
好きなもの、得意なことをとことん追求して
楽しむことも大切にしてほしいと思います。
学習の他に、自分の好きなものに没頭できるものがあると、
それが拠り所や癒しになったり、
自分を支えてくれるものになったりします。
また、1つのことを突き詰めることにより、
そこから学ぶ楽しさを知ったり、
専門分野への入り口に繋がったりもします。
いくらやっていても苦にならない、
何時間でも集中してできるものを遊びを通して見つけられたら、
自ら掘り下げ学ぼうとします。
自分が夢中になれるものは、
自ずと、自身の強みになってくれるのではと思います。
「実験がしたい!」と言われると、
(あぁ…面倒くさい…)と思ってしまいますが、
好奇心や探究心を削がないように関わっていければと思います。
息子の「じっけんノート」に記録しておきました。
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